こんにちは。たびたび登場します看護師かわむらです。
先日受付嬢をやらせていただきました。
転職の日も近いかと・・・・・
そのうち 「事務かわむらです」 に変わるかもしれません・・・・・ 冗談です
で、今回は少し真面目なお話です。いやいつも真面目です。
最近大腸検査を予約したいと来院して来られる方が増えてまいりました。
当院では日帰りでポリープ切除も行っています。
しかし、簡単に「検査しましょう」「ポリープを取りましょう」といっても、大腸検査は色々準備が必要です。
ということで、当院の大腸検査の流れについてつぶやいてみようかと思います・・・
まず1度診察を受け、日程を相談します。この時、どういう方法で行うかを決めていただきます。
さらに、普段から便が出ずらいとか、便が出るとき肛門が痛いとか、便が固いとか、何か気になる事があれば、相談してください。
鎮静剤を使うかどうか・・・・
使う場合はその日1日車の運転やお仕事ができません。
取る必要のあるポリープがあったら取るかどうか・・・・
取った場合、1週間ほど「激しい運動、力仕事、出張、温泉、旅行」などの制限があります。
大きいポリープを取った場合は、次の日再診という場合もあります。
なので、そのような事を考慮したうえで、日にちを決めます。
日にちが決まったら・・・・
まず検査の3日前くらいから腸に残りやすい食べ物は控えていただきます。
なぜなら、3日前に食べたキノコが残っていて、キノコが邪魔で観察が大変だったとか・・・・・
キウイフルーツやスイカの種が残っていてカメラが詰まりそうになったとか・・・・・
色々ハプニングが起こってしまうので、気を付けていただいてます。
そして前日は朝から消化の良い物を食べていただきます。
このような説明用紙に沿って説明し、お渡ししています。
前日の夜は20時までに夕食を済ませます。今後検査が終了するまでは食事は食べれません。
21時頃に ピコスルファートナトリウムという下剤をコップ1杯の水に入れて飲み干します。
この下剤は効果が様々で朝までに数回出る人もいれば、まったく出ない人もいます。
朝まで1回以上は出るのが理想的ですが、出ない場合でも検査の準備は続行します。
当日の朝、6時にプラミールというお薬を2錠飲みます。
そして、モビプレップという下剤を作ります。
水道水を入れAの粉を溶かし、さらにBを開封して混ぜ合わせるという作業です。
が、粉がなかな解けません。ひたすら、フリフリして、よーーく粉を溶かしてください。
もちろん、溶かし方はきちんと説明します。
で、飲み方ですが・・・・
このような説明用紙に沿って説明します。この下剤は味が濃いので、2杯飲んだら水1杯飲む を繰り返していきます。2ステップあたりから便が出始めますが、それも個人差があります。
ある程度飲んでも全く便意を催さない場合は一度トイレに座ってみたり、お腹マッサージをしたり、部屋をうろうろ歩くことをお勧めしています。
便が薄い黄色、濁らずカス又は浮遊物も無く、おしっこの様な色になればOKとなります。
どのくらい回数が出ればきれいになるのか・・・・?
それもまた個人差があります。10回以上出る方もいれば、1回に出る量が多いと回数が少ないこともあります。
便がきれいになった時点でモビプレップを飲むのは終了となります。
そして、お約束の時間までに来院していただきます。
おおざっぱではありますが、これが当院の検査までの流れです。
細かい説明は、予約した時に色々な説明用紙と共に詳しく説明させていただきます。
では大腸検査の予約だけでなく、胃の内視鏡検査の予約もどんどんお待ちしております。
以上、看護師かわむらのつぶやきでした。
長々すみません・・・・・・汗
当院の内視鏡室です。
わたくし、ここでお待ちしております。
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