最近のコメント

    診療予約

    令和のつぶやき15

    2019年9月13日
    By staff
    Home  /  ALL  /  令和のつぶやき15

    みなさんこんにちは!!

     

    札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 令和のつぶやきです。

     

    気づけば9月も中旬,そして北海道地震から丸1年が経過しました。全国ニュースにもなり,ブラックアウトからの生活必需品の備蓄の重要性が取り上げられていましたが,今回は千葉県で地震ではないものの台風による災害で電気も水道もガスも供給されない地区があります。

     

    知ってはいたけど備蓄はしていなかったという声が聞こえてきます。いつどうなるかわからないので,日々備蓄の確認は重要だなと改めて認識しました。皆さんのご家庭はどうですか?

     

    さて,最近は当院でも大腸検査が増えていますが,検査を受けられる患者さんの約半数に大腸ポリープがみられます。

     

    当院ではほとんどの患者さんが同時の切除を希望されるのでその場で切除しますが,

    「次はいつ検査したらいいのですか?」

     

    ごもっともな質問です。

     

    海外では危険の高いポリープを10mm以上,組織学的に高異型度腺腫,絨毛成分を有するときとなっており,3年後には20%以上の症例で大腸がんや,危険の高い腫瘍ができています。

     

    他にも最近は低異型度腺腫の個数に注目されており,3ケ以上あると3ケ未満の患者より危険の高い腫瘍ができやすいデータが多いです。

     

    危険が高い腫瘍の前に治療するに越したことはないと思われるので,当院では何もポリープがなかった患者さんは3年後,低異型度の腺腫が1-2ケであれば2年後,危険の高い腫瘍や腫瘍性のポリープが3ケ以上ある場合は1年後の検査を推奨しています。

     

    特に初回ポリープ切除の場合は大腸検査の場合,ポリープの見逃しが存在するため,注意が必要です。

     

    実際に1年後に内視鏡を行ってポリープがまた見つかる患者さんも多いのも事実です。

     

    ポリープ切除の合併症もポリープ大きくなればなるほど出血や穿孔の危険が増えるのも確かなので,その患者さんにあった定期的な検査が求められる時代かもしれません。

     

    といっても早期癌であればESD(粘膜下層剥離術)や外科的切除で95%以上完治するので,3-5年でもいいのかもしれませんが,手術や入院を回避するためには早期の治療がやはり必要不可欠だと思います。

    ↑ 転移はないので外科的切除で終了しますが内視鏡では切除が困難です。

    Categories:
      ALL, ブログ, 消化器 下部
    this post was shared 0 times
     000