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    令和のつぶやき4

    2019年5月24日
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    みなさんおはようございます。

     

    札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニックです。

     

    暖かい日が続きますね。週末は30度を超えるところもあるようで,そろそろ熱中症,脱水に注意が必要かもしれません。

     

    今週末運動会という小中学校もあるので水分摂取はこまめに行いましょう。

     

    さて,最近は6月にある社内講演にむけていそいそと講演資料の作成に励んでいます。

     

    テーマは「便秘」

     

    2017年に本邦では初めて便秘に関するガイドラインが刊行されました。

     

    以前は刺激性下剤を使っていましたが,昨今は刺激性下剤の連日服用がメラノーシスという状態を引き起こし,便秘を悪化させることがわかってきました。

     

    さらにメラノーシスがおきるとほとんどもとの腸管にもどらず,将来的に悪戦苦闘してしまうこともあります。

    ↑ メラノーシスが沈着すると腸のいろが腹黒くなってしまいます。

     

    またメラノーシスがあると大腸腺腫,ポリープ,がんが増えるとの報告もあり,治療方法ががらりとかわりました。

     

    市販の下剤,漢方だから大丈夫というわけではなく,本当に時々服用するには問題ありませんが,連日服用すると余計便秘になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

     

    また便秘が原因で,刺激性下剤を服用すると虚血性腸炎になったり,胃が痛いと来院される患者さんの中には便秘が原因であったりします。また実は大腸がんや憩室のため腸が狭くなって便秘という患者さんもみられます。

     

    さらに認知症の患者さんの初期に便秘から症状が始まるということも決して少なくありませんし,高齢者になってくると80%以上が便秘とされる報告もあります。

     

    昨今は腸は第2の脳ということで重用されている臓器です。

     

    便秘には水分補給と適度な運動が必要ですが,改善されない場合は病院を受診されることをお勧めします。

     

     

     

     

     

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