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    Q7 コレステロールが高いといわれました。治療が必要ですか?

    2018年5月24日
    By staff
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    おはようございます。

     

    今日の札幌は快晴ですね。今週末までこの天気が続いてくれるといいですね。

     

    札幌の小学校は今週末運動会というところが多いようです。

     

    さて,今年度Q and Aでお送りしております。

     

    検診やスクリーニングの検査で多いのがこれ

     

    「コレステロール高値を指摘されました。治療が必要ですか?」

    「コレステロールが高いといわれました,どうしたらいいですか?」

     

    という質問。

     

    おそらく検診ではコレステロールは大きく分けて総コレステロール(TC),善玉コレステロール(HDL),そして悪玉コレステロール(LDL)が記載されています。

     

    ひと昔前までは総コレステロールで指標を作っていましたが,その後のデータで善玉,そして悪玉コレステロールの数値そして,割合が重要なことがわかってきました。

     

    治療は全例,食事・運動療法が基本です。

     

    内服が必要かどうかは,現在は数値だけではなく,吹田分類によって重症度を分類し,治療の必要性を検討するのが推奨されています。

     

    当院でも積極的に吹田分類をおこない,患者さんひとりひとりに治療が必要かを検討しています。

     

    吹田分類には

    年齢

    性別

    喫煙

    LDL値

    HDL値

    血圧

    糖尿病

    家族歴

    (腎障害)

    によって数値化し,危険度が高いのか中程度なのか低いのかを判定し,それぞれの危険度に応じた対応となっています。また家族性コレステロール血症の場合はよりリスクが高いので積極的な内服治療が推奨されます。

     

     

    食事もよく油物はあまりとらないといわれますが,そもそもご飯と油物では摂取した量が同じでもカロリーは油物の方が2倍以上あることを知っておかなければなりません。

     

    そして,何も油物だけがコレステロール上昇の原因ではないため,炭水化物の過剰摂取や,時に肝臓や胆道の異常,そして腎障害でも上昇することもありますので,総合的な検査が一度は必要になります。

     

    いずれにせよ総カロリーを抑えて,その摂取カロリー以上に消費されていれば問題ありませんので,運動は重要です。

     

    それでも改善しない場合や高リスク,高リスクに近い中リスク,LDLが異常高値である場合は,積極的に内服治療を行います。

     

    さらに高コレステロール血症は腸の疾患,特に便秘の方にはトラブルを起こすことが意外とありますので,積極的な治療をお勧めしています。

     

    さて,皆さんのリスクはどうですか?ご心配な方は一度ご相談にいらしてください。

     

     

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