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    院長の独り言66

    2017年8月23日
    By sakaemachi-staff
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    こんにちは!!

     

    札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 院長の独り言です。

     

    まず花咲徳栄高校 埼玉県勢初優勝おめでとうございます!!

    負けはしましたが,広陵高校 中村選手は間違いなく超高校級です。

    巨人の坂本選手の打ち方ですね。

    広島カープで待ってます。

     

    今日の札幌は29度と暑いですが,家の周りではトンボが飛んでいました。

    そろそろ秋が近づいてきたのかなと感じます。

     

    今日はスタッフ,薬局合同での勉強会でした。

     

    院長の独り言でもたびたびつぶやいていますが,不眠について・・・。

     

    欧米ではベンゾジアゼピン系はほとんどつかわれず,問題が多いとのことで減らす方向にあります。

     

    高齢者には非ベンゾジアゼピンという話もありますが,いずれも,GABA受容体に操作して多くの脳細胞を休ませます。

    脳全体に作用するため入眠したという感覚は強く,抗不安作用もあるため,服用した場合はすっきり寝たという感覚になります。

    しかし,筋肉を動かす命令も衰えるため,夜間尿に起きたときにふらついて転倒,骨折をきたしたり,震災や地震の多い日本では夜間にもし火事や地震があってもうまく動けないといったことが起こります。

    加えて,認知機能の低下,アルコールと同様依存が問題となっています。

     

    昨今は眠剤にはなりますが,リズムを調整して睡眠の質を高める,自然の睡眠を取り戻すという治療が欧米では主流です。

     

    また高齢者ではもともと睡眠時間が短くなるので,日中に大きな問題がなければ治療が不要であったり,アロマや音楽など脳をリラックスさせることも重要です。

     

    不眠でお困りの方,現在の内服から変更してみたい方はご相談にいらしてください。

     

    またちょっと聞いてみたいという方,9/2 (土)13:00からピロリと胃癌の勉強会とその後お悩み相談の時間を設けておりますのでお気軽にお越しください。

     

     

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      ALL, ブログ, 内科
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