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    院長の独り言30

    2017年6月13日
    By staff
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    おはようございます。札幌市東区にある栄町消化器・内視鏡内科です。

     

    今日の札幌はこれでもか,というぐらい気持ちの良い天気ですね。

    こんな日は外に出て,日光浴もいいですね。

    なぜ運動会の日は雨だったんだろう・・・。

    さて,今日は栄養についてつぶやいてみたいと思います。

    皆さんは,普段食事に気を配っていますか?

    だいたい一日にどのくらいのカロリーを消費して,どのくらいのたんぱく質,炭水化物,脂質をとっているでしょうか?

    内科からすると脂質異常や高血圧,糖尿病の患者さんに食べすぎをきくと,だいたいそんなに食べていないけど,と言われることが少なくないのですが,実は結構カロリー摂取していたりします。

    また何を注意して,何を摂取したらよいのか???

    気をつけている方は,本や雑誌,テレビなどでせっせと情報を集めていますが,一般的な情報なので,すべての方に当てはまるわけではありません。どんな病気を持っているのか,どんな薬を飲んでいるのかによっても変わってきます。

    例えば糖尿病,喘息などの慢性呼吸器疾患,胃腸炎,高血圧,急性膵炎など疾患によってかわるんです。

    基本はバランスよくになりますが,急性膵炎では脂肪を抑える,それも急性期では5g以下と極端に抑えますが,糖尿病や慢性閉塞性肺疾患では脂質を多めにとります。

    これは代謝をする際に,糖質やたんぱく質では酸素を多く消費しますが,脂質は糖質やたんぱく質より酸素を要さず,呼吸への負担が軽減されるからです。

    しかし注意をしなければならないのが,脂質を糖質やたんぱく質と同じ量だけ摂取してしまうと,カロリーオーバーになる可能性があります。

    具体的には炭水化物やたんぱく質は1gあたり4kcalですが,脂質では1gあたり9kcalあり2倍以上のカロリーを持っています。

     炭水化物(糖)

    炭水化物は十分量を超えてくると,細胞内で脂質合成にむかうため中性脂肪が高くなってきます。

    脂質異常で中性脂肪(トリグリセリド)が高値の人は決して,油のとりすぎではなく炭水化物の過剰摂取のことが多く,菓子パンを食べている方によくみられます(院長もそうです・・・。)

     たんぱく質

    たんぱく質はおおむね体重当たり1日体重1kgあたり1g摂取が目安です。60kgであれば60g摂取を目安にしましょう。

         脂質

     

    また,脂質を代謝するのにカルニチンが必要となりますが,肝硬変やがん患者さんではこのカルニチンが不足しがちです。カルニチンはラム肉に多く含まれていますし,今はお薬でもあります(保険でしばりがあります)。

    また,先日の大腸がんのブログのとくに,食物繊維のお話をしましたが,

    以上が食物繊維を多く含む食材です。ただし,大腸憩室や虚血性腸炎,胃腸炎,便の貯留した便秘では食物繊維を控えた方がよいので,注意しましょう。

    最後に人間の体は60-70%が水分です。脱水に弱い臓器が多いので,水分補給はかかさないようにしたほうがいいですね。ただし,心疾患,腎疾患で水分制限がある場合は担当医との相談が必要です。

    摂取の目安としては1日量として体重当たり30mlですので,60kgの人であれば1800ml程度の水分が必要です。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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