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    院長の独り言27

    2017年6月7日
    By sakaemachi-staff
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    こんにちは! 札幌市東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 院長の佐藤 龍です。

     

    6月も中旬に差し掛かろうとしています。これから札幌もだんだん暑くなってきますので,細目に水分補給と冷をとるようにしてください。 といってアイス・ジュースばかりじゃだめですよ。 扇風機やエアコンなどで空調を整えてください。

    熱中症対策です。

    暑くなってくると外にでるのが億劫になりますよね。でも熱中症は意外と外より屋内でなることも多いんです。

    夜,窓を閉め切って寝ていると朝,熱中症なんてことも少なくありません。湿度もあがっているのでちょっとしたサウナ状態になりますので,風通しをよくしたり,目が覚めたらお水を一杯を心がけましょう。

    熱中症になると細胞や筋肉がこわれて横紋筋融解という状態になり,体が重かったり,思うように動かなくなることがあります。細胞の中にはカリウムという電解質が入っているので,重たくなると不整脈がおきたりアシドーシスといって酸と塩基のバランスがくずれることがあるので軽いうちに対処することが重要です。水分補給と足りない場合は,点滴をしましょう。首元を冷やしてあげるのも効果的です(首に太い血管があるので体温を下げるのにいいです)。

    体のことを考えて,熱帯夜の予報があれば,窓を開けられない状態であればエアコンを設備する,扇風機を夜間ずっと回しておくことも検討してみてください。

    エアコンは「寝たら切る」のではなくほどよい温度で朝までかけておく方がよいといわれています。

    脱水になると消化管の機能も低下するので消化のよいものをとるように心がけてみてください。

     

    私も北海道にきて早,25年になります。

    北海道は涼しいといわれており(確かに本州よりは涼しいですが),来た頃はエアコンなんて不要でした。しかし,近年は本州ばりに暑い,ムシムシした札幌も経験していますので,注意してくださいね。

    視覚から冷をとるのもよいというテレビがあったような・・・。涼しい写真と作成したパズルを載せてみました。

     

     

     

     

     

     

     

     

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