みなさんおはようございます。
札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 令和のつぶやきです。
12月も残すところあと半月,ということは2019年も残りあと半月です。
年々月日が経つのが早く感じるようになりました。
最近は札幌でもインフルエンザが流行してきています。当院でもインフルエンザがでていますが,ワクチンを打ったにもかかわらず,昨年同様罹患してしまう患者さんもみられます。
ワクチンをうったから大丈夫と決して安心しないようにしましょう。ワクチンには4種類のウイルス株しか入っていないため,違う種類だとかかってしまう可能性があります。しかしワクチンを接種しておくことで明らかに重症になることは防げますので,しっかり投与しておきたいところです。
さて,インフルエンザの予防ということでマスクを着用されてこられる患者さんが最近増えてきましたが,一般のマスクではインフルエンザを予防できることは難しいことをご存知でしょうか?
厚生労働省のインフルエンザ予防対策にもマスクの推奨はありません。インフルエンザウイルス自体が非常に小さく,マスクの間をすり抜けてしまうからです。それでも一般の風邪対策やインフルエンザにかかった方は拡大予防のため着用が推奨されます。
ということでマスクをしているから大丈夫というのもあてはまりません。
手洗いとこまめなうがい,加湿,そして規則正しい生活が重要です。
また腸内環境を整えておくとインフルエンザにかかりにくかったり,重症化をおさえることも報告されており,さかんにコマーシャルでもいってます。
インフルエンザになると本当につらいですよね。かからないことが一番です。
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