みなさんこんばんは!!
札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 院長の独り言です。
札幌駅の新幹線ホーム建設場所が二転三転していますね。
地下,東側,在来線を利用などいろいろでています。最終的にどうなるんでしょう?
そして,札幌は地下鉄が走っていますが,他の大都市と比べるとまだまだではないでしょうか?
札幌駅,大通駅を中心に東西南北に伸びていますが,横のつながりが乏しいですよね。
栄町消化器・内視鏡内科クリニックは東豊線栄町駅近郊ですが,同じ地下鉄のある麻生駅から,栄町来ようとすると地下鉄では一度札幌駅に南北線ででてからこなければならないですし,バスも本数がそれほど多くはありません。
また,栄町は東豊線の終着駅ですが,篠路,屯田など住宅が栄えてきているところまでのびたらうれしいですね。
みなさんはどう思いますか?
さて,今日は前置きが長くなってしまいました。
健診の異常シリーズ,今回は脂質異常について。
おそらく一番多いといっても過言ではない異常ではないでしょうか?
ひと昔前はTC(総コレステロール)の値で云々いっていましたが,近年はLDL(悪玉コレステロール)とHDL(善玉コレステロール)で決定されます。
特に多いのが悪玉コレステロールの高値ですね。
健診ではこのLDLの値によってのみ
1要治療
2要経過観察
3異常なし
が決まり,医師が他の合併症なども含めて最終的に経過観察であれば3か月なのか6カ月なのか,1年なのか判断を下していきます。
では,治療は?となると,実は心血管イベント(心筋梗塞や狭心症,脳梗塞)の発症はLDLコレステロールだけではなく,他の要素が組み合わさって危険度が評価されます。
例えば,年齢,性別,血圧,喫煙の有無,糖尿病の有無,HDLの数値,腎障害の有無によって変わってきます。
LDLの数値だけで内服治療が必要かどうか判断するのではなく,さらに家族性であったり,家族歴がある場合はより慎重に治療の選択をしていきます。
栄町消化器・内視鏡内科クリニックでも患者さんの危険度を数値にあわらし,治療の是非を相談しています。
脂質異常,特に高コレステロール血症は自覚症状がなく,出た場合は心筋梗塞,脳梗塞,そして虚血性大腸炎,急性膵炎など重篤である場合が少なくありません。その場合は内服する薬の種類や量もふえ,医療費も増加します。
なにより入院が余儀なくされたり,麻痺や苦痛を伴うことも少なくありません。
ご心配な方,検診で異常を指摘された方,自分の危険度を知りたい方はご相談にいらしてください。
院長もカロリーの高いものばかり食べていたらだめですよ。っていわれそう・・・。
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