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    院長の独り言158 検診異常尿酸

    2018年2月23日
    By sakaemachi-staff
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    みなさんこんにちは!!

     

    札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 院長の独り言です。

     

    早いもので2018年年があけてからもう少しで2カ月が経とうとしています。

     

    最近は日の入りも遅くなってきており,春の足音が近づいてきているでしょうかね。

     

    さて,今日は検診で異常を指摘されることの多い「尿酸」。

     

    日本人の食生活がかわったこともありますが,実は昔から日本人にはなじみのある病気です。

     

    よく時代劇や大河ドラマなので,お殿様の死因は痛風脚気などといわれますが,その痛風の原因です。

     

    昨今コマーシャルでもよく耳にする「プリン体」の過剰摂取が主な原因ですが,それ以外にも悪性腫瘍(がん)や血液の病気や腎障害でも上昇してきます。

     

    では症状はとなると高尿酸血症だけではまず自覚症状はありません。

     

    しかし,一度尿酸がたまって痛風結節をつくると,多くは足の親指が真っ赤に腫れて,強い痛みを伴いあることもできなくなります。また足の親指以外にも偽痛風とよばれ間接にピロリン酸がたまって同じように痛みを起こすこともあります。

     

    さらに腎臓や尿管に石ができる原因や腎障害自体の原因となることもあるので,注意が必要ですね。

     

    治療はプリン体の摂取制限と改善がない場合や痛風発作を起こした場合は内服となります。

     

    プリン体摂取しているなと思われる方は一度検査をうけてみてはいかがでしょうか?

     

     

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