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    令和のつぶやき 75

    2022年12月29日
    By sakaemachi-staff
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    みなさんこんにちは!!

    札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 令和のつぶやきです。

    本日12月29日をもちまして、2022年の診療は終了です。

    さすが師走といわれるだけあって12月に入ったと思ったらもう年末です。

    今年はみなさんどんな1年でしたか?

    コロナに感染したという方も少なくないのではないでしょうか?

    当院でも再診時にコロナで療養していたという患者さんが多数おられました。

    また今年はインフルエンザも流行してきており、北海道でも学級閉鎖がでております。

    という私はコロナにもインフルエンザにも負けず、秋以降は毎月のように講演会の準備、講演会におわれた1年でした。

    講演会の内容も春の内視鏡治療、大腸ポリペクトミー・EMRからはじまり、9月には「慢性便秘」そして11月には「腸内環境とアレルギー疾患」、12月には「GERD診療」と多岐にわたりました。

    日々の診療では患者さんが増えており、診療予約、内視鏡予約がとりにくい状況がつづいております。上部内視鏡は3-4週間、大腸内視鏡は6-8週間待ちの状況です。

    加えて、インフルエンザワクチン、コロナワクチン接種もおこなっており、現状これ以上は増やすことが困難で、発熱外来も行っておりません。

    それでもコロナ禍で検査をのばしている方には先延ばしにせず積極的に検査を受けていただきたいと思います。

    当院でも除菌後の胃がん、そして大腸がんの患者さんが増えてきています。

    いずれも早期であればほぼ完治になりますが、ステージの進行した状態だと余命が1-2年と極端に短くなってしまいます。さらに条件もありますが、早期のうちの浅いがんであれば内視鏡で完治するため、胃や大腸はそのまま温存されます。少し根が深い状態でみつかると外科的切除が必要になり、生命には影響がすくなくとも臓器が切除されるため、機能がおちたり、術後の機能障害で悩まれる患者さんもでてきますので、願わくば内視鏡治療でおわれる段階で発見、治療にもっていければいいなと常々考えております。そのためには慢性胃炎のある方は年1回は胃カメラ、大腸ではポリープ切除を行った方は1-2年後には検査をうけていただければと考えています。より大腸ポリープの見逃しをへらしたい一心で今年は11月からAI(人工知能)も導入しております。

    海外のデータやガイドラインでは3-5年不要とかかれていますが、これは大腸がんの進行がんであっても手術で治る段階も含まれるので外科的切除を回避したい場合はより短い段階で検査をうけていただきたいと思います。

    年末に多々書き連ねれてしまいましたが、最後に今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」はすばらしかった!!。今までの大河ドラマで一番面白かったと思います。

    当院スタッフ、診療のサポートしてくださる、業者の方々には心より御礼申し上げ、年末の挨拶とさせていただきます。

    来年も健康と病気の予防に努めていきたいと同時に、研鑽も重ねていきますのでよろしくお願いいたします。

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