みなさんおはようございます。
札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニックです。
7月も中旬になりやっと夏らしくなってきましたね。
湿度もあがってきて一気に食中毒がふえてきそうです。
当院でも5月以降キャンピロバクター腸炎がめだつようになってきました。
確定はむずかしいのですが,お話をうかがっているとほぼみなさん数日前に鶏肉を摂取されております。
つい先日もネットにニュースで取り上げられていましたが,鶏肉はから揚げなどにすると日の通りが不十分で菌が残っている場合もあるので注意が必要です。
さて,そして7月に入りドラマも新クールが始まりました。最近の傾向として,刑事ものと医療ものが多い気がします。
医療従事者として,みていると確かにという場面とありえない(特に大学関連)と思えるのがあります。
それにしても医療系はだいたい心臓外科,外科,小児科,産婦人科,最近では放射線,そして法医がどらまになっていますが,私が専門としている内視鏡医が中心のドラマってないですよね。
確かに,
Ns「先生,患者さんがものすごくいたがっています。前日に手製のお寿司を食べているので,アニサキスかもしれません。」
Dr「よし,緊急内視鏡だ!!」
・・・
・・・
Dr「やはりアニサキスでしたね。」
pt「痛みがよくなりました。先生ありがとうございます。」
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これで終わりです。
とか,
Dr「早期の胃がんですね。内視鏡で治療しましょう」
・・・
Dr「無事切除され,胃も残りました。転移をする要素もないので治療は終了です。あとは除菌しましょう」
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これで終わりです。1時間何を放送しよう・・・。特に患者さんには症状がないので難しいですね。
30分内視鏡切除の画像を流しても・・・
なんて内視鏡医がドラマの主人公だったらどうだろうと考えてみました。
ということで暖かくなってきたので今月の一枚です。
初めて北海道。富良野です。ラベンダーはもう少しで見ごろがおわりますよ。
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