みなさんおはようございます。
札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニックです。
いよいよプロ野球も大詰め,そしてドラフト会議です。
今年はセ・リーグでは広島東洋カープが2年ぶりに,そしてパ・リーグでは2年連続でソフトバンクが2位からの下克上で進出です。
さて,最近は大腸ポリープの患者さんも増えており,内視鏡検査の際に一緒に切除しておりますが,胃のポリープも指摘されたとよく質問をいただきます。
Q「胃のポリープを指摘されました,大丈夫ですか?」
数名からいただきました。結論から言うと大丈夫なことが多いのですが,そのポリープが何ポリープなのかによって,そしてピロリ胃炎,ピロリ菌がいるかどうかによって変わってきます。
ピロリ菌のいない胃底腺ポリープであればほぼがん化はありませんが,ピロリ菌と関連した過形成性ポリープ,そしてピロリ菌のいない背景粘膜に突如として現れる幽門腺ポリープはがん化の可能性があります。
ピロリ菌がいる過形成性ポリープでは,ポリープ自体のがん化とともに,ピロリ胃炎からの胃がん発生の可能性があるため,まずピロリ菌の除菌と除菌後定期的な内視鏡検査が推奨されます。
またポリープのような胃粘膜下腫瘍というのもあり,どういったポリープなのかによってちょっとかわってきます。
ご心配な方は一度内視鏡検査でしっかり診断しておくとよいと思います。
最近のコメント