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    Q14 お薬を続けたいと思いますが,大丈夫ですか?

    2018年6月21日
    By staff
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    みなさんこんにちは!!

     

    札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニックです。

     

    いよいよサッカーが始まりましたね。

     

    大会開始前はいろいろとありましたが,歴史的快挙から2日,グループリーグ突破へ好スタートです。

     

    さて,Q and Aでお伝えしていますが,お薬に関する質問。

     

    「調子がよくなったので,やめてもいいですか?」

    「よくなったけどやめると不安なので続けてもいいですか?」

     

    という質問をよく頂戴します。その中でもPPI(プロトンポンプ阻害剤)がよく処方されていますが,それに関して。

     

    まず中止してよいかどうか?

     

    答えは患者さん毎にかわります。たとえば多くは逆流性食道炎や薬剤性をはじめとした潰瘍で内服されていることが多いと思いますが,逆流性食道炎も程度によって服用期間がかわります。

     

    内視鏡検査でびらんのない食道炎であれば28日程度,軽症の食道炎であれば56日程度の服用,重症であったりバレット食道がんの危険が高ければ内服継続が推奨されます。

    また症状がなくなったら中止でもよいのですが,内視鏡で食道炎を認めた場合は,しっかり治癒させてから中止したほうが再発が少ないともいわれています。

     

    そして薬剤性潰瘍の場合は,一度潰瘍ができた場合は服用している間は内服の継続が推奨され,潰瘍の既往がない場合は,全身状態に応じて(年齢,糖尿病,腎障害,他の内服や湿布の状況)内服を続けた方がよいかどうか判断されます。

     

    一方でずっと続けてよいのか,という点については,必要があれば継続したほうがよいのですが,必要がなくなれば中止,または減量したほうがよいでしょう?

     

    というのも,そもそもPPIとは胃酸を抑える薬なのですが,胃酸自体に殺菌という非常に重要な役割があるため,長期に服用を続けると,小腸内のばい菌が増え,大腸内の腸内フローラにも変化をきたしてしまうことがわかってきたからです。

     

    現在のところはPPIの継続がPPIの功罪を上回ると判断された場合に継続していきます。

     

    胃薬の継続か中止か?現在服用されているお薬を再度見直してみてはいかがでしょうか?

     

    漫然と薬を続けてはいませんか?

     

     

     

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