みなさんこんばんは!!
札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 院長の独り言です。
デリシャスが全店閉店となってしまった。
そう,O157感染が相次ぎ,3歳の子供が命を落としてしまったチェーン店だ。
結局ポテトサラダの原材料からは腸管出血性大腸菌は検出されておらず,感染源は不明のまま。
オーナーは責任として,休業ではなく閉店の決断をくだされた。
おそらくゼロからのスタートでここ17店舗まで努力して拡大してきただろうに,その心中は察するに堪えない。
生レバーや生の鶏肉を提供する店の方が,危ういと思うが・・・。
今年はここ札幌でもO157の報告が相次ぎ,当院でもO157でもなくトキシン産生もないが,腸管出血性大腸菌の検出がみられるので,北海道在住の方も遠い話ではないと思う。
しっかり加熱,怪しければ口にしない決断も必要だろう。
と,いうわけで今日は水曜日のため午前中で診療は終了。お昼から定例の薬局合同の勉強会をしました。
今日は院長も写っています。
毎回出席していますよ。今日はお二人で講演にきていただいたので,写真をとってもらいました。
院長だらしなくみえますが,これは後ろの師長にもモニターがみえるようにわざとずらしているので,気にしないでくださいね。
今日のテーマは,
「認知症」「リバスチグミン」
あ,すいません。導入部分のO157とは全然関係なかったです。
とはいえ,認知症と消化器は意外と関連が深く,アルツハイマー型認知症のおよそ3割に異食行動がみられます。
その多くが,食欲低下,味覚障害。とくに酸味から落ちてくることが多いようです。
当院は認知症専門ではありませんが,専門のいそべ頭痛物忘れクリニックと連携しておりますので,ご家族でご心配な方がいらっしゃれば,是非ご相談にいらしてください。
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