最近のコメント

    診療予約

    院長の独り言47

    2017年7月17日
    By sakaemachi-staff
    Home  /  ALL  /  院長の独り言47

    みなさんおはようございます。

    札幌市東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 院長の独り言です。

     

    昨日はそれまでの快晴が嘘かのような大雨。湿度がたかく本州にいたかのようなムシムシした日でしたね。

     

    暑い日が続くと,いよいよ近づいてきたなという感じがしますよね。

     

    そうです。夏の全国高校野球選手権です。

     

    大の野球好きな院長の楽しみな日々がやってきます。しばらくは思い出の高校野球をシリーズでつぶやきたいと思います。

     

    私は新潟県出身ですが,転勤族であったこともあり小さい頃は幼稚園,小学校の低学年は長野県で過ごしました。

     

    新潟県,長野県といえば甲子園にでては一回戦負けが続いており,早々楽しみが消えていました。

     

    同学年では小林幹英投手を擁した新潟明訓高校。しかしあえなく初日で敗退。その後大学,社会人野球を経て,広島東洋カープの抑えのエースにまで成長したわけですが・・・。

     

    20-30年前までは初戦は西日本と東日本にわかれての戦いでしたが,そのころは四国,九州,関西の高校が圧倒的な強さを示していました。

     

    思い出の大会,試合といえば,北海道人にはやはり2004年第86回全国高校野球選手権ではないでしょうか?

     

    前年2003年全国大会に南北海道から出場した駒大苫小牧高校は,初戦で甲子園の地元兵庫県の倉敷工と対戦。

    8-0と大量リードしていたにもかかわらず,降雨ノーゲームに・・・・。翌日再試合2-5で負けてしまった。

     

    プロ野球ならともかく,一回勝負の高校野球ではルールを考え直した方がよいと本当に思った。

     

    しかし,これがあったからこそ2004年の奇跡が起きたのだと思う。

     

    香田監督のもと現駒大苫小牧監督の佐々木選手が主将を務めた2004年。

     

    くじ引きで幸先よく2回戦からの登場。

    岩田,鈴木の3年生2枚左腕看板に2年生の松橋選手を香田監督がうまく采配。

    今思えば本当にラッキーな対戦なんて一つもなく強豪校をなぎ倒しての堂々の優勝だった思う。

     

    初戦の佐世保実業戦。

    3回表佐世保実業にホームランを打たれてしまうが,その裏逆転2ラン。9回表ノーアウト満塁のピンチを凌いでの初勝利だった。

     

    3回戦は優勝候補といわれた日大三高戦。

    シーソーゲームになった。8回裏に駒大苫小牧が3点をとり最終回へ。余裕かと思われたが,野球は最後のアウト一つまでわからない。ツーアウトから2点タイムリーをうたれ,1点差・・・。一打逆転のピンチを鈴木が三振で切り抜け,7-6と辛勝。

     

    準々決勝も優勝候補筆頭であった,神奈川県横浜高校。

    エースはご存知涌井選手。西武,ロッテでエースとして活躍している。

    ふたを開けてみればエース岩田が好投し,打では林選手がサイクルヒット,6-1と圧勝だった。

     

    そして準決勝は山梨県の東海大甲府戦。

    先発はここにきて松橋選手。3回に東海大甲府に逆転を許すと,すかさず鈴木にスイッチ。

    この試合もとってはとられのシーソーゲーム。

    日大三高戦同様,3点リードで迎えた9回,エース岩田が1点を失い,一打逆転の場面となるが,最後を三振にとりゲームセット。北海道勢として初の決勝進出となった。

     

    そして迎えた決勝戦。

    愛媛県済美高校。春の全国大会の優勝高だ。春夏連覇を目指して登場。

    エースは福井選手。早稲田大学を経て,今は広島東洋カープでプレイをしている。

    また4番は鵜久森選手。何の因果か北海道日本ハムファイターズに入団。その後ヤクルトに移籍し,今年は奇跡的な活躍をしている。そんな選手たちを要した済美高校。

    この試合も乱打戦となった。

    初回から岩田が失点を重ね,1-5と序盤は済美高校に大きくリードを許してしまう。

    中盤駒大打線がエース福井に襲い掛かり4回に5-6と逆転。流れが駒大にきた。

     

    しかし5回同点を許し,さらにタイムリーヒットと思われたところ,レフト沢井の好返球でホームタッチアウト。大きなプレイだった。それでも6回に3点をとられ,流れが済美にまた傾いた。

     

    しかし,2003年初戦の負けを経験している,糸屋選手の2点ホームランを皮切りに,流れが駒大に。

    そして13-10と3点リードのまま9回表の守りに・・・。乱打戦では3点はわからない。

     

    実際に福井のヒットからピンチを招き一発出れば同点の場面で,済美の4番鵜久森選手に打席が回る。

     

    香田監督は迷わず勝負,ショートフライに打ち取り,なんと甲子園出場4回目にして初勝利から,全国大会を制覇してしまった。

    もうないだろうと思った翌年・・・。続く。

     

     

     

     

    Categories:
      ALL, その他, ブログ
    this post was shared 0 times
     000