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    あけましておめでとうございます

    2020年1月6日
    By sakaemachi-staff
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    新年あけましておめでとうございます。

     

    2020年,そして令和2年となりました。

     

    今年は東京オリンピック,そして北海道でマラソンが開催されます。

     

    栄町消化器・内視鏡内科クリニックは2017年4月に開院し,今年で3年を迎えます。

     

    今までより内視鏡検査はつらくなかったと当院での内視鏡検査をうけられる患者さんが徐々に増えてきました。

     

    まだ今のところ悪性腫瘍,がんでお亡くなりになる方が多く,その中でも胃がん,大腸がんは上位3位に位置しております。

     

    胃がんも早期に発見されれば95%以上は治癒しますが,転移をした状態で発見されると平均余命が1年数カ月とがらりとかわってしまい,より早期に発見治療が重要な悪性腫瘍のひとつです。

     

    ピロリ菌により壊された胃炎は進行すると戻らないためより早く診断と治療をうけられることをお勧めします。

     

    また除菌を行っても,ピロリ菌による胃炎が残る場合は胃がんのリスクとなるため定期的な内視鏡検査をお勧めします。

     

    さらにピロリ菌がいない場合は胃酸の分泌能が低下しないため逆流性食道炎が増加しており,合併症として出血,狭窄,バレット食道癌が認められる場合もあります。逆流性食道炎は色調での診断となり,またもともと胃食道接合部は狭いため胃X線検査,つまりバリウム検査では診断が難しいため,内視鏡検査が必要となってきます。

     

    ご心配な方はピロリ胃炎があるかないか,合併症をもたらしやすい食道炎があるかどうか一度検査を受けてみてはいかがでしょうか?

     

    当院では口からも鼻からも検査が可能です。口からの検査がつらいという方には少しぼーっとする鎮静剤を用いての検査も可能です。

     

    内視鏡検査時点での診断はもとより,今後のおこりうること(合併症)も想定して,次回の内視鏡検査時期,治療を提案しております。

     

    ということで将来の対策を含め今年も診療を心掛けていきたいと思っておりますので

     

    本年もよろしくお願い申し上げます。

     

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