みなさんおはようございます。
札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニックです。
気づけばもう年の瀬・・・
あと10日で2018年も終わってしまいます。
寒くなってくると増えてくるのが便秘・・・。
当院も便がでないことでご来院される方が多いです。
Q 「便がでません」
さて,便がでない=下剤でしょうか?
答えは半分yesで半分noだと思います。
何をいっているのかって?
便がつまってでない,または硬い場合は放置しておくと腹痛を伴う出血,虚血性腸炎や高齢者,糖尿病などがあると大量に血便,時に意識を失う出血性直腸炎や痔の出血,そして腸が弱くなってくると破れてしまうこともあります。
また,胃が痛い,もたれる,おなかが張るという方の中に実は便秘,ガスがたまっているという方も多く見られ,日常生活に影響がでてきます。
従って便秘を薬にたよらず悪化していくと大変なことになってしまう場合があるからyesなんです。
しかし,薬以外にも対応方法はあります。
まず水分,こう寒くなってくると夏より水分摂取が少なくなり,加えて乾燥,そして暖房を入れるので実は冬も脱水になりやすいんです。当然大腸から水分をいっぱい吸収してくるので便が硬くなったりでなくなります。
そして,トイレに行く習慣とトイレ方法です。
高齢者になってくると便意がすくなくなります,便意がないから行かないではなく,毎日決まった時間にトイレに入る習慣をつけることが重要です。
さらにうんちがでやすくなる姿勢で踏ん張る,意外と重要です。
みなさん彫刻の「ロダンの考える人」知っていますよね。あのポーズです。
具体的には和式が一番なんですが,様式の場合,15cm程度の足台をおいて,片方の手の肘を膝につけます。
こうすると直腸から肛門への排便角度が一番適切になります。
びっくりすることにこの間商品として売られていました。
うちでは赤ちゃんがといれトレーニングつかうおまるみたいなものをひっくり返して使っています。
是非試してください。
それでも便が硬い,おなかが張る場合は要注意ですので相談にご来院ください。
うん〇にまつわるえとせとらでした。
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