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    令和のつぶやき 26

    2020年1月30日
    By staff
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    皆さんおはようございます。

     

    札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック令和のつぶやきです。

     

    2020年1月も終わろうとしていますが,最近は新型コロナウイルスの話題でもちきりです。とうとうSARSを越えてしまいました。

     

    先日北海道でも感染が確認されました。

     

    発熱,咳嗽,そして中国(武漢)への渡航,および接触した場合は,まず医療機関を受診するのではなく保健所に相談となっております。

     

    どうも一般の風邪より潜伏期間が長く,その間に感染が拡大してしまうおそれ,そして無症状の保菌(ウイルス)者がいることも確認されており,今後も感染拡大の可能性があります。

     

    これから受験,そして札幌では雪祭りが開催されるため,より厳重に体調管理には気をつけたいですね。

     

    昨日は東徳洲会時代の後輩が英文誌に論文が掲載された祝賀をおこなってきたのですが,少なくなったとはいえ,辺りでは中国語が飛び交っていました。

     

    Sosogi S, Sato R, Wada R, et al. Clinical course of conservative management for isolated superior mesenteric arterial dissection. European J of Radiology Open 6; 192-197, 2019

     

    この論文はSMA(上腸間膜動脈)解離についてのまとめです。一般に動脈乖離というと大動脈の解離が注目され,芸能人でも動脈解離で突然この世を去った方も少なからずみられます。その上腸間膜動脈バージョンなのですが,これは中高年の男性に多く,突然の上腹部痛で発症します。

    治療で生命の危機に陥ることは少ないのですが,中には動脈自体が解離しやすく,他の動脈に解離をきたした患者さんや,梗塞を併発してしまう場合もあるので,経過観察が必要です。

     

    診断には造影CT,それも早期相,矢状断(縦割り)が有効です。

     

    しっかり診断できれば血圧管理と絶食,腸管安静で治癒することが可能な場合が多いです。

     

     

    新型コロナが猛威を奮っていますが,普通の風邪対策と同じなので,健康管理に気をつけましょう。

     

    疑わしい場合はまず保健所にご相談ください。

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