みなさんおはようございます。
札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック令和のつぶやきです。
とうとう今日で2021年10月も終わってしまいます。
今年も残すところあと2か月となりました。
10月に入ってからは急に冷え込んできました。水分が夏のようにとれず,運動量が減少することにより便秘となって受診される方が増えました。
こまめに水分補給を行い,体を動かすと暖かくなるのでしっかり運動も心掛けましょう。
さて,昨日はSapporo GI forumとしてWebによる講演会でした。
1時間程度の講演でしたが,当院のデータもふくめ好酸球性食道炎について講演してまいりました。
詳細は以前のブログにも記載しておりますが,働き盛りの胸やけ,つかえ感,背部痛は好酸球性食道炎の可能性もあります。この疾患は難病に認定されており(申請は中等症以上です)まだまだわからないことも多い疾患で慢性の経過をたどることが予想されています。
しっかり治療を行わないと将来(10-20年ぐらい)狭窄をきたしてしまう可能性もあります。
GERDつまり逆流性食道炎と症状が類似しており,内視鏡検査及び生検を行わないと診断は不可能なため,心当たりのある方はご相談にいらしてください。
また加藤先生からはGERDの新しいガイドラインについて私見を交えてご講演いただいております。
私もGERDや薬剤性潰瘍などの講演を多々行っておりますが,また違った視点や加藤先生ご自身の考え方も拝聴でき,あっという間の1時間でした。
座長の労をお取りいただいた太田先生は札幌東徳洲会病院時代,さらには旭川厚生病院時代から消化器のい・ろ・はならびに勉強のしかたやスライドの作り方を学んだ先生で,大恩ある先生のおひとりです。
ありがとうございました。
今回のWeb講演は,演者,座長が同じ会場に集まって配信をしておりました。
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