みなさんこんばんは!!
札幌市は東区にある栄町消化器・内視鏡内科クリニック 令和のつぶやきです。
とうとう2019年も11月に突入し,残すところ2か月を切りました。
本当にあっというまです。令和になって半年が経過したことになります。
最近,2019年の流行語大賞のワードがノミネートされましたが,「令和」そのものが入っていてびっくりしました。
珍しくお笑いからは一つもなく,ラグビーに関連したワードが多数ノミネートされています。
皆さんの今年一番の流行語はなんだったでしょうか?
さて,昨日はIBD Clinical Conference Seminarに行ってまいりました。これは大きな講演会ではなく10名弱のIBD(炎症性腸疾患)を診療しているクリニックや小病院を対象としたカンファレンスです。
日本もっともDPCで炎症性腸疾患の多い兵庫医大の樋田先生をお招きして,今回は潰瘍性大腸炎の局所療法を中心に講演の拝聴とディスカッション,情報交換を行ってきました。
潰瘍性大腸炎は直腸から始まる連続した病変が定義の大前提にあり,直腸型でも左側結腸型でも全大腸型でも再発は直腸からで発癌も多くが直腸にあるため,直腸の炎症コントロールが重要であると再認識させられました。
現在は坐剤から注腸,そして注腸フォーム(泡)があります。選択する薬剤も5ASA製剤とステロイド製剤があり,それぞれ特徴があります。
当院でもレクタブルという注腸フォームを使用しております。
レクタブルはこの向きで使用します。
最近は潰瘍性大腸炎の患者さんが日本でも増加しております。下痢,血便でお悩みの方は軽症から中等症であれば当院で診断,加療が可能ですのでご相談にいらしてください。
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